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平成29年を振り返って

2017年12月27日

2017年を振り返ってみると,いくつもいい解決かできた年であったと思います。

双方の意見が違いすぎてとうてい成立が困難と思えた事件が2つ,途中から一気に話合いが進み合意,解決にいたることができました。相手の合意を得ることが不可欠な事件で,相手との意見の相違がありすぎるときは,ご本人も私も精神的に苦しいものですが,ご本人の努力や事件の相手の歩み寄りや代理人の協力もあっていい解決をすることができました。やはり話合い解決が最善ですし,そのためには双方の歩み寄りが不可欠手あることを再認識しました。

 厳しい争いが数年間続いてきた事件は勝訴的和解で終えることができました。この事件は受任した当初から,今回和解したくらいの合意がいいと私は思っていたのですが,相手方とその代理人はそうとは考えてなく解決が長引きました。事実関係は同じであっても弁護士によって法的な判断が大きく異なっていたことが解決まで長期間かかった原因でしょう。解決が長引いてしまうこういう事件も弁護士にとってはずっと心にひっかかる大変な仕事になってきます。

 相続に関係して数年間厳しく争い続けてきた事件についても一昨年に出た勝訴判決をきっかけにして話合いが進み最終的な合意で解決することができました。相続関係の争いは身内の争いなので話合い解決がとくに望ましいところです。しかし,対立があまり激しいときは,一度,裁判所の判決を経ないと共通認識の部分が少なすぎて合意できないことがあります。

 一審の敗訴判決を高裁で逆転することができました。これは一審が不当判決なので良かったというべきか何というか微妙なのですが,とにかく正義が守られて安心しました。一審で判決を受け、二審の高裁でも判決を受けるということがそもそも少ないのでレアケースとなります。高裁判決を聞いたときはほっとしました。 来年も良い年であることを願っています。

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