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最新記事一覧
相続分譲渡と遺留分侵害
◇2020年6月30日◇
相続分の譲渡が問題になった事件を紹介します。 東京高裁平成29年7月6日判決(判例時報2370号) 事案 平成元年、父が死亡しました。相続人は母(父の妻)と子ども3人(X、A、Y)で、相続分は母が1/2、子どもらは各1/6でした。平成5年、母は…
遺言で全財産の遺贈を受けた人が、被相続人の養子から遺留分行使を受けたときに、
◇2020年5月28日◇
最高裁平成31年3月5日判決(判例時報2421号) 被相続人は甥Yと養子縁組しました。その後、被相続人は亡くなりましたが、遺言で全財産をXに包括遺贈していました。Xは被相続人からみると姪(養子となった甥の姉)の夫に当たる人物でした。YはXに対し、遺留分減…
遺贈を受けた人が養子縁組無効の訴えを起こせるか
◇2020年5月4日◇
遺言で全財産の遺贈を受けた人が、被相続人の養子から遺留分行使を受けたときに、養子縁組の無効を訴え出ることはできるか 最高裁平成31年3月5日判決(判例時報2421号) 被相続人は甥Yと養子縁組しました。その後、被相続人は亡くなりましたが、遺言で全財産を…
新型コロナウィルス対策
◇2020年3月25日◇
新型コロナウィルス対策について 新型コロナウィルスを防ぐために役に立ちそうな工夫を考えてみました。コロナウィルスを防ぐには飛沫感染を防ぐことが大切で、飛沫感染を防ぐためには他人の咳やくしゃみの飛沫が届かない距離、大体2メートルの距離を保つことが必要…
特別寄与料の請求(改正相続法)
◇2020年3月15日◇
相続法の改正で、相続人ではないけれども相続人の親族であり、被相続人の療養、監護などによって、被相続人の財産の維持や増加に貢献した人に特別寄与料の請求権が認められました(ただし、この権利は協議や調停、審判によって初めて具体的な内容が決まるので最初から民事裁判…
