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生命保険金と遺留分減殺

◇2017年8月18日◇

生命保険の保険金が相続財産になる場合には,その他の相続財産と同じ扱いになりますが,生命保険が受取人(相続人)が取得する固有の財産となる場合に,遺留分減殺の対象になるかという問題があります。 最高裁平成14年11月5日判決 最高裁は、死亡保険金請求権が遺…

生命保険金と特別受益

◇2017年8月17日◇

生命保険金は特別受益になるでしょうか この点については,平成16年10月29日判決があり,最高裁は生命保険金は特別受益に当たらないとしました。 平成16年10月29日判決  最高裁は次の様に述べています。 被相続人が自己を保険契約者及び被保険者とし,…

被相続人が生命保険をかけていると,被相続人が亡くなったときに保険金が出ます。その保険金は遺産に含まれるでしょうか。この問題は生命保険の受取人指定によって決まります 病気やケガなどのときに出る保険金については契約者自身が受け取ればいいのですが(自分が生きて…

東京地裁平成28年3月25日判決  自筆証書遺言が有効になるためには,遺言者が全文,日付,署名をインクなどで自筆で書き,捺印することが必要です(民法第968条1項)。 この裁判では,遺言書が2枚の紙に書かれており,日付も署名もありました。しかし,署名の下…

遺留分減殺請求の法的効果

◇2017年4月16日◇

遺留分減殺請求をすると次の効果が発生します。  遺留分を侵害する贈与や遺贈は,遺留分を侵害する限度で効力を失います。遺留分減殺請求権はこのような形成権・物権的効果を有しています。 その結果、贈与・遺贈が既に履行されていたときは返還請求をすることができま…

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